―――― 脚注 ――――

舞台装置としては、椅子とイーゼル、それから最後に出てくる絵。
これだけおさえておけば、後はほとんど何もいりません。
あとは、桃子から雪子への早着替えぐらいでしょうか。
阿修羅ともう一人の阿修羅は、同じ服だとベストです。
顔が似てれば別の服でもいいでしょうけど。

コンセプトは「馬鹿」です。
あなたは、平凡な毎日を楽しく暮らす馬鹿がいいですか。
それとも、苦しんでも辛くても、新しい明日を迎える方がいいですか。
何が大切ですか。
今日ですか。明日ですか。遥かな未来ですか。

すべてを覚悟の上で、頭に花を咲かせている阿修羅は、
馬鹿なんですけど、それなりにカッコいいと思います。



2003.10
堂島珊瑚
でも書いたのは多分20世紀末頃



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